イオンラウンジは家族5人で利用できる？資格や利用方法まとめ

イオンの大型店舗の一部にあるイオンラウンジは、お買い物に疲れた時に、ドリンクなどのサービスを受けられて嬉しいですよね。

気になるのは、休日にファミリーで出かけた時。

「イオンラウンジは家族何人までOKなの？」

と気になりますよね。

ラウンジに入れるカード1枚につき4人まで利用可能なので、5人以上だとあぶれてしまいます。

この場合、カードが複数あれば別組扱いで入れます。

オーナーズカード（株主優待カード）なら、家族カードもあるので８名まで入れますね。

家族であることを考慮して隣どうしのテーブルにしてくれるかは、ラウンジ内の状況や係員さんの判断になります。

尚、３歳以上の子どもは人数にカウントされます。

今回は、イオンラウンジを利用する際に気になる利用方法などについてまとめてみました。

後半には、実際に行った体験も載せているので、興味のある方はぜひ読み進めてみてください。

イオンラウンジの利用資格を得られるカードは６種類

イオンラウンジを利用するには、イオンが発行する所定のカードを所持している必要があります。

利用資格があるカードは次の6種類です。

• イオンゴールドカード
  ※イオンカードセレクト、WAON一体型の両方OK
• セレクトクラブカード
• イオンラウンジ会員証
• イオンオーナーズカード
• イオン北海道（株）株主さまカード
• イオン九州（株）お客様株主カード

イオン公式ページ

カードの取得方法については下の方で記述しますので、気になる方は飛ばしてお読みください。

イオンラウンジの利用方法

イオンラウンジの利用をするにあたって、公開されている情報をまとめました。

利用時間

通常AM10:30～PM7:00(最終受付PM6:30) です。
終了間際の利用は制限がかかります。

利用回数、利用時間

1人1日1回。30分以内（複数枚のカードを持っている場合でも）

利用上の注意

イオンラウンジを利用する方は、静かに本や雑誌を読んだりしながら、マナーを守ってくつろいでいます。

利用者みながくつろげるよう、マナーを守りましょう。

イオンラウンジ利用時の注意点

• イオンラウンジは会員の共用のスペースなので、静かな環境の維持に協力する
• 子どもが利用する場合には十分に他の休憩者に配慮すること
• 携帯電話の使用は不可
• 席は1組当たり最大4席まで。家族カードを持っている場合でも用意できる席数は1組4席まで
• 18歳未満の人だけで利用はできない
• ラウンジで提供している試供品以外の飲食は不可
• サービス内容等に関しては、店舗により異なる場合があるので、各店舗で確認すること
• 入退室は、同伴者と揃ってから一緒にする

同伴で何人入れる？家族カードを持っている場合や赤ちゃんの扱いは？

イオンラウンジは2人席と4人席しかありません。

家族で利用する場合の利用方法が気になったので、イオンラウンジの店員さんに聞いてみました。

1枚のカードで4人まで入れる

1枚のラウンジ会員証（上記記載のいずれかのカード）で入れるのは同伴3名まで（計4人）です。

1家族で複数枚のカードを持っていたとしても、1組での利用を促されます。

待っている人が多いので、当然といえば当然ですね。

ただ、1組の人数が5名以上の場合には、ファミリーカードなど対象カードを2枚使えば、8人まで入ることができます。

ですが、イオンラウンジは4名掛けと2名掛けのテーブル席の2種類のみなので、家族で隣り合わせに座りたいところですが、できるかどうかは、その時の状況によるとのことでした。

この辺は、ファミレスに大人数で入る時と同じですね。

3歳以上の子どもから１人とカウントされ、３歳未満の子どもや赤ちゃんは人数にカウントしませんが、これは大人が抱っこするのが前提だそうです。

ポイント

• 1枚につき4人まで利用可
• カード枚数に関わらず、4人まで1組としてカウント
• 5人以上は複数枚カードがあれば入れるが、基本別組扱いである
• 3歳以上の子どもは人数にカウントされる

イオンラウンジを初めて利用してみた

実は筆者は、イオンラウンジに入ったことがなかったので、初体験しながら利用勝手を解説していきます。

イオンラウンジのある店舗

イオンラウンジは、イオンの大型店舗にあります。

イオンラウンジの場所

イオンラウンジがあるのは大型店舗である上、目立たない場所にあるので、初めて利用する時に自力で探すのは大変です。

探すより統合案内所などで聞くのが一番早いです。

今回筆者が行ったのは、兵庫県にあるイオン大型店ですが、店舗入口付近の案内所で聞きました。

場所は３階のサービスカウンターのすぐそばでした。もし店員さんに聞かなかったら、店内を30分以上探しても見つからなかったかもしれません。

混雑具合

利用時間は、標準的な10：30～19：00でした。

筆者が行ったのは、土日休日明けの月曜日、営業時間開始直後、
比較的買い物客が少ないと思われる日です。

10：30少し過ぎて到着しましたが、 開始時間前から待っていた利用者が入室したばかりで、 ラウンジに入るための行列はなく、2組待ちの状態でした。

10分ぐらいで出てくる利用客も多いようで、10分程待つと順番が来ました。

11時過ぎぐらいに筆者がラウンジを出た時点では、10人ぐらい入り口付近のソファで待っている状態でした。

平日の昼前の時点で順番待ちなので、土日祝日は行列ができていると想定されます。

イオンランジの入り方

順番が来たら、イオンラウンジの受付に利用対象のカードを提示して確認してもらうだけです。

受付の方がカードの番号の照合をしていたようでした。

筆者のオーナーズカードが、現在も株式を保有している株主のカードかどうかを確認していたと思われます。

自動ドアよりラウンジに入ると、入り口でお皿に入ったお菓子をいただき、席を案内されました。

お菓子は、トップバリュのたまり醤油せんべいとぶどう糖90％ラムネでした。

空いている席から案内されますが、2テーブル以上空いている時には、どのテーブルがよいか聞かれていました。

ラウンジ内の様子

テーブルは4人席と2人席がありました。
テーブルの下には荷物入れ用のボックスが置いてあったので、バッグを入れるのに便利です。

利用客は、 平日の午前中だったためか、年配の方・パートがお休みと思われる主婦・赤ちゃんや小さい子を連れた主婦がほとんどでした。

飲み物の提供はセルフサービスで、量には制限がないようです。
筆者も最初に2杯分用意し、途中でコーヒーのお替りをしましたが、特に駄目な様子はありませんでした。

後から来た常連らしい方は、1人で4杯分の飲み物を用意していました。

飲み物セルフサービス以外には、雑誌やイオンのサービス案内が置いてあり、パソコンを閲覧するスペースはなかったように思います。

利用した感想

大きい商業施設は店内を歩くだけで疲れてしまいますので、座って飲み物とちょっとしたお菓子をいただけるラウンジはありがたいと感じました。

ただ、より買い物客が集まる土日祝日に行列になってしまうと、ラウンジに入るだけで大変なので諦める方が多いのではないでしょうか。

お買い物もラウンジ利用も、土日祝日でも時間帯が早いうちや休日に狙っていく方が、よりくつろげると感じました。

カードを取得できる条件・かかる期間・使える期限は？

イオンラウンジを利用できる6種類のカードの取得条件や有効期限を説明していきます。

①イオンゴールドカード

イオンゴールドカードは、ゴールドカードの中でも数少ない年会費無料のカードです。

いきなりゴールドカードから申し込みをすることはできず、イオンで発行するイオンカード（クレジットカード）を取得後、一定の条件をクリアすると「ゴールドカードへの切り替え」に招待されるしくみになっています。

イオンゴールドカードには、イオン銀行カード機能もついているタイプ（イオンゴールドカードセレクト）があり、両方ともラウンジの会員証として使用できます。

ゴールドカードの取得条件

公式サイトで公開している条件は、

「年間カード利用額が100万円以上」です。

その他、非公式情報として次のような条件がネット上で見つかりますが、現在基準外になっている可能性もあります。参考までに掲載します。

イオンカードの詳細をチェック

イオンカード共通

• カード入会からのカード利用金額累計が500万円以上
• 年間のカード利用件数が120件かつ80万円の利用（→基準外になっている可能性大）
• イオングループのみの利用が直近1年間で60万円以上

セレクト（イオン銀行カード機能つき）のみの条件

• 定期預金残高500万円以上→基準外になっている可能性大
• 投資信託残高100万円以上→基準外になっている可能性大
• 個人年金保険の契約→基準外になっている可能性大
• イオン銀行で住宅ローン契約

取得にかかる期間

一番確実である、イオンカードでのショッピング利用額年間100万円の方法で取得する場合、「100万円利用するまでの期間＋手続き期間1ヶ月程度」の期間が必要です。

当然、月々のカード利用金額によって、取得までの期間は変わります。

ショッピング利用額の合計金額は、毎月10日を基準日としてさかのぼった12ヶ月の合計金額が集計されます。※厳密にはここで、クレジットカードの支払い状況がよいかどうかの審査が入ります。

ショッピング利用額が100万円に達すると、翌月中旬ぐらいにゴールドカードへの切り替え案内が送られてきます。

月の利用額を10万円とした場合、10万円×10ヶ月＋１ヶ月で、11ヶ月でゴールドカードが取得可能になります。

有効期間

イオンゴールドカードは、一度取得すれば半永久的に利用できます。

②セレクトクラブへの入会

イオン銀行住宅ローンで、1,000万円以上かつ借入期間10年以上の借り入れをした場合、イオンカードセレクトの入会が可能になります。

入会申し込みは、住宅ローン契約時のみ可能です。

取得にかかる期間

住宅ローン契約後、クレジットカード審査の後に発行されます。
公開されている情報はありませんが、数ヶ月かかる場合もあるようです。

有効期間　5年（入会日の5年後の翌月10日まで）

専用カードの解約、住宅ローンの完済、イオンカード会員資格の喪失、イオン銀行またはイオンクレジットサービスがクラブ会員として不適切と判断した場合などは、途中で退会となります。

住宅ローンを完済した場合は、イオンゴールドカードが届くので、実質半永久的にラウンジを使える権利は保持できます。

③イオンラウンジ会員証

イオンカード会員が、イオン各店の直営店売り場で年間40万円以上のカード利用をすると届くカードです。

現在、発行方法に関する情報は、公式ページでは確認できませんでした。
※2019年12月8日現在

④オーナーズカード

イオンの株式を保有すると届く株主優待カードです。

保有条件

イオン株 （東証1部　8267） 100株以上保有。
イオン株100株は、179,400円～241,600円（手数料含まず、2019年の年初来安値・高値より計算） です。

取得できる時期

「株主権利確定日（8月及び２月末日）の株主名簿に、100株以上所有の記載があること」 が条件なので、8月及び2月末日の2営業日前までにイオン株を購入しておくことが必要です。

優待カードが届くのは5月または11月頃です。

⑤イオン北海道株主さまカード

イオン北海道の株式を保有すると届く株主優待カードです。

保有条件

イオン北海道株 （東証1部 7512 ） 500株以上保有。
イオン北海道株500株は、350,000円～410,000円（手数料含まず、2019年12 月6日現在の年初来安値・高値より計算） です。

取得できる時期

「株主権利確定日（２月末日）の株主名簿に、500株以上所有の記載があること」 が条件なので、2月末日の2営業日前までにイオン北海道株を購入しておくことが必要です。

優待カードが届くのは5月頃です。

⑥イオン九州お客様株主カード

イオン九州の株式を保有すると届く株主優待カードです。

保有条件

イオン九州株 （東証1部 2653 ） 100株以上保有。
イオン九州株100株は、186,500～219,000円 （手数料含まず、2019年12 月6日現在の年初来安値・高値より計算） です。

取得できる時期

「株主権利確定日（２月末日）の株主名簿に、100株以上所有の記載があること」 が条件なので、2月末日の2営業日前までにイオン九州株を購入しておくことが必要です。

優待カードが届くのは5月頃です。

ベストな取得方法は？

確実にイオンラウンジの会員証として使えるカードを手に入れられる方法は、3択です。

1. イオンゴールドカードの入手
2. イオン株の取得
3. イオン銀行カードでの住宅ローン申し込み

株主になるのが一番簡単

一番簡単な方法は、イオン株、イオン北海道株、イオン九州株の取得です。

2月末もしくは8月末の権利確定日に株式を保有しておけば、5月または8月ぐらいに株主優待カードを入手することができます。

ただし株式取得後、株を売却して次の権利確定日に保有していない場合、優待カードは無効になってしまいます。

株式を保有し続けるか、毎期の権利確定日に向けて、株式を書い直しする必要があります。

イオンの株は各証券会社で購入できますが、マネックス証券ならイオンの株を手数料無料で購入することができます。

＞＞マネックス証券

ゴールドカードは一度入手すれば半永久的に使える

イオンカードで100万円を使うまでの期間はかかるものの、一度イオンゴールドカードを入手してしまえば、その後イオンカードの使用額が減ったとしてもゴールドカードを使い続けることができます。

イオンゴールドカードがあれば、イオンラウンジだけではなく、空港のラウンジも使えるようになります。

年間のカードショッピング100万円は大変に思われるかもしれませんが、公共料金の支払い、食料品や日用品、家電の支払いをイオンカードにすれば、非現実的な額ではありません。

イオンラウンジの見直しでオーナーズカードでは入れなくなる？利用基準変更はあるのか？

イオンのラウンジは人気のため、休日は利用待ちの行列ができていることも。

この状況を受けてか、2019年5月に行われたイオンの株主総会では、ラウンジの利用権を、

• ゴールドカード取得者
• オーナーズカード取得者（株主）
• イオンラウンジ会員（一定金額以上の買い物客）

のいずれかへの集約するとの説明がありました。

「株主より利用者にラウンジ特典を残すのでは？」と噂されていますが、どうなることか今後の動向に注目ですね。