「メルペイに間違って必要以上にチャージしたのでキャンセルしたい」
「メルカリの売上金を【メルペイ】」で使うのではなく、現金に戻して貯金や生活費にあてたい」
ということはありませんか?
一度チャージ(入金)したメルペイはキャンセルできませんが、「振込申請」することによって返金してもらうことができます。
また、メルカリの売上金も同様に「振込申請」で銀行口座に振込することで現金化できます。
この記事では、メルペイ残高を現金化する方法と、現金化するにあたっての注意点を解説していきます。
振込申請(現金化)する時の注意点
メルカリ残高を銀行へ振込む際にはいくつかの注意があります。
- 振込申請には「本人確認」が必要(本人確認には時間がかかる)
- 振込には、手数料が200円かかる
- 即日現金化はできない
本人確認が必要
「振込申請」には「本人確認」が必要です。
「本人確認」は、現在「アプリでかんたん認証」での認証が必須となっています。
銀行口座に登録しているだけでは「振込申請」できないので注意しましょう。
また、「本人確認」には数日~数週間かかる場合もあります。申請している間は、
・振込申請
・支払い用銀行口座の登録
はできないので注意しましょう
手数料がかかる
振込申請は1件につき200円手数料がかかります。
ゆうちょ銀行で「お急ぎ振込」する場合には更に+200円かかります。
「メルペイで支払いできるものはメルペイで支払う」という選択もアリですね。
即日現金化はできない
振込申請で、現金を手にできるのは、最短翌日になります。
翌日に受け取るには、
・翌日が平日である
・ゆうちょ銀行なら「お急ぎ振込」にする
・朝9時前に振込申請をする
必要があります。
振込先の入力を間違うと、「振り込まれないどころか手数料を差し引かれて残高に戻される」
ことになるので、急いでいても細心の注意を払いましょう。
「本人確認」が終わっていない場合は更に時間がかかるので、余裕をもって「振込申請」したいものですね。
本人確認が大前提。まずは本人確認を
銀行口座への「振込申請」するには、「本人確認」が済んでいることが大前提です。
2020年9月より「本人確認」が強化され、チャージにも「振込申請」にも「アプリでかんたん本人確認」が必要になっています。
「銀行口座登録」をしていた場合も改めて「アプリでかんたん本人確認」必要となります。
Web版からは行うことはできません。
「本人確認」をすれば、メルカリの売上金の振込申請の有効期限切れも回避できるので、早めにしておくことをオススメします。
「本人確認」なぜ必要?する・しないの違い
メルペイで現金と同価値があるものには「メルカリの売上金」「ポイント」「メルペイ残高」があります。
ややこしく感じますが、本人確認するしないにより扱いや名称が変わってきます。
簡単に説明すると、
本人確認前
・「売上金」をメルペイで使うためには「ポイント」に変える(=ポイントの購入)が必要
・「売上金」の期限は180日。期限前に「ポイント購入」などが必要
・チャージができない
・「振込申請」ができない
本人確認後
・売上はそのまま「メルペイ残高」に加算され、そのままメルペイで支払いに使える
・「メルペイ残高」には有効期限はない。
・銀行からのチャージができる
・「振込申請」ができる
上記のように、「本人確認」をしておけば、
・メルカリの「売上金」の失効を気にしなくてすむ
・チャージできる
・「振込申請」ができる
というメリットが生まれます。
本人確認を行わなければ「資金移動サービス」が使えないしくみになっています。
本人確認の方法
前述のように現在では、「アプリでかんたん本人確認」が必須となっています。
以下、本人確認の方法について解説します。
本人確認の手順
「アプリでかんたん本人確認」で本人確認をします。
形式は、
・自撮り形式
・マイナンバーカード形式
の2つがありますが現在メンテナンス中のため、「自撮り形式」一択となります。(2021年5月現在)
自撮り形式の手順
本人確認書類を用意します。
使える本人確認書類は、次の4種類です。
運転免許証
パスポート(2020年1月以前に発行された旧デザインのもの)
在留カード
以下、操作手順です。
- メルペイのホーム画面上部の「本人確認を行ってください」をタップ
「本人認証の強化について」画面より「本人確認をはじめる」をタップまたは、
ホーム画面>使い方>本人確認をタップ「アプリでかんたん本人認証」画面より「設定をはじめる」をタップ - 利用する本人確認書類を選択
- 本人確認書類を、表面・裏面を平らなところにおいて撮影
- 本人の顔と本人確認書類の厚みを撮影
- 本人の顔の動きを撮影
- 氏名住所など必要事項の入力
- 4桁のパスコード設定
「本人認証」の申請はこれで完了です。
数日~数週間、審査の完了を待ちましょう。
振込申請は余裕をもって!振込申請時の注意点
売上金(メルペイ残高)を現金として受け取るには、振込申請が必要です。
本人確認が完了すれば、「振込申請」が可能となります。
振込申請には、以下注意する必要があります。
振込先口座
振込先銀行口座は、本人名義の口座の必要があります。
本人でも旧姓、家族名義はNGなので注意しましょう。
また、番号違いにも注意が必要です。
口座番号の入力が間違っていると、振込ができないばかりか、振込手数料が差し引かれて残高に戻されるので入力には細心の注意を払いましょう。
ゆうちょ銀行を選択する場合、貯蓄口座への振込申請はできない点にも注意です。
振込手数料に注意
メルペイから銀行へ振込する際には、金額・回数に関係なく1回につき200円の振込手数料がかかります。
出金は201円から可能となり、メルペイ残高(売上金)が200円以下の場合は出金できません。
ゆうちょ銀行の「お急ぎ振込」を選択した場合は、通常の振込手数料にプラスして200円の手数料がかかります。
振込スケジュール
振込してから銀行に入金されるまでの日数は、
ゆうちょ銀行以外
で異なります。
スケジュールを考えると、ゆうちょ銀行以外を選択した方が早いです。
以下、振込スケジュールです。
ゆうちょ銀行以外
申請曜日 | 振込日 | |
0時00分〜8時59分に申請 | 9時00分〜23時59分に申請 | |
月~金 | 翌営業日 | 翌々営業日 |
ゆうちょ銀行
申請曜日 | 振込日 | |
0時00分〜8時59分の申請 | 9時00分〜23時59分の申請 | |
月~日 | 3営業日 | 4営業日 |
ゆうちょ銀行お急ぎ振込
申請曜日 | 振込日 | |
0時00分〜8時59分の申請 | 9時00分〜23時59分の申請 | |
月~金 | 翌営業日 | 翌々営業日 |
土日 | 翌々営業日 | 翌々営業日 |
※振込申請~振込日の間に祝日・年末年始((12/31~1/3)を挟んでいる場合は、その日数分だけ後になります。
ゆうちょ銀行へは、「お急ぎ振込」を選択しないと、他の銀行と同じ振込スケジュールになりません。
銀行が選べる場合は「ゆうちょ銀行以外」がオススメです。
振込申請の手順
以下、アプリでの申請手順を解説します。
- メルペイを開き、画面下部の「振込申請」をタップ
- 4桁のパスコードを入力
- 「振込先口座の指定」の画面で銀行名・支店名・口座種別・口座番号・口座名義を入力し、「次へ」をタップ
- 「振込申請金額を入力」の画面で「振込みしたい金額」を入力
- 「お急ぎ振込を利用しない」または「お急ぎ振込を利用する」を選択し、「振込申請をする」をタップ
振込申請ができない場合は?
振込申請ができない場合、以下に該当しないかどうか確認してみてください。
登録した氏名と口座情報が一致していない
本人名義以外の銀行口座へは振込申請できません。
- 旧姓での登録していないか
- 家族名義での登録していないか
- 口座情報の入力が間違っていないか
今一度確認してみてください
入力ミス
しっかり入力したつもりでも、気づいていなかった点がないか、確認してみましょう。
- 氏名のフリガナは全角カタカナになっているか(ひらがな、漢字、半角カタカナは不可)
- 空白(スペース)がないか(姓名の間の空白も不要)
- 小文字は小文字のまま表記する
本人確認中または審査結果が終わっていない
本人確認を「申請」しただけでは「未完了」の状態です。
本人確認中または審査結果が不承認となっている場合、振込申請・支払い用銀行口座の登録ができません。
「完了」を待って「振込申請」しましょう。
振込申請のキャンセルはできる?
「振込申請したけれど、メルペイで支払えるじゃない!」と気づいた時、キャンセルすることができます。
メルペイ画面で、メルペイ設定>「振込申請履歴」で該当する振込申請履歴の箇所で、「申請をキャンセルする」と表示があれば、押下してキャンセルできます。
「申請をキャンセルする」の表示がない場合は、キャンセル不可の状態になっています。
まとめ
メルペイのチャージをキャンセルすることはできません。
チャージを間違った場合の銀行口座への返金、現金化には「振込申請」をすることで可能です。
「振込申請」には、手数料と日数がかかるので注意しましょう
アプリによる「本人認証」が未完了の場合「振込申請」できないので余裕をもって「本人認証」をしておきましょう。