【PayPayボーナス運用】マイナスになったらどうする!メリット・デメリットを解説!

PayPayのボーナスポイント運用、マイナスになったらどうしようとも思いますよね。

特に3倍の値動きをするチャレンジコースは、マイナスになると負債になりうるのか疑問が沸きます。

結論をいうと、元ポイントが0ポイントになったタイミングで決済されるので、負債になることはありません。

 

ですが、価格が変動する指数が投資対象なので、スタンダードコース・チャレンジコースともに、運用にあてた元ポイントが増えることもあれば減ることもあります。

この記事ではPayPayボーナス運用のメリットやデメリットやボーナス運用のやり方を解説していきます。

 

PayPayボーナス運用とは?

PayPayボーナス運用は、PayPay払いやヤフーカードの利用、ヤフーショッピングなどで還元されたPayPayボーナスポイントを運用するサービスです。

「還元されたポイントをせっかくなので増やしてみたい」

「投資を気軽に体験してみたい」

と思っている方にはピッタリです。

ポイント運用型の投資

ポイントを利用して投資するサービスには、

  • ポイント投資型
  • ポイント運用型

があります。

「ポイント投資型」は、ポイントで直接金融商品を購入するしくみ、「ポイント運用型」はとポイントそのままで運用、利益はポイントになるしくみです。

PayPayポイント運用は、「ポイント運用型」で、投資して得た利益はPayPayボーナスポイントに変えることができます。

PayPayボーナス運用の仕組み

PayPayボーナス運用は、PayPay証券と連携しています。

PayPay証券で取り扱いのある米国の投資信託に投資をします。

※投資信託とは、投資家から集まったお金を専門家が運用する金融商品です。

アプリ上でボーナス運用を開始・追加すると、自動的にPayPayボーナスがPayPay証券の独自ポイントに変換され運用されます。

対象の投資信託の価格に連動してポイントが増減します。

PayPay証券に口座を作る必要はなく、PayPayアプリ上でPayPay証券での投資を疑似体験する形になっています。

ただ疑似体験といっても、ポイントが増えれば利益が出て利益分を買いものに使えますし、マイナスになれば使えたはずのポイントが使えなくなるというリスクもあるという点ではリアルな投資と同じです。

PayPayボーナス運用の特徴、メリットとは?

PayPayボーナス運用の特徴メリットとしては、次が挙げられます。

  • 元手0円で投資できる
  • 1ポイントから投資可能
  • スマホのPayPayアプリ内で手軽に始められる(証券会社の口座開設が不要)
  • 売買手数料なし
  • 未成年でも利用できる
  • 増えたPayPayボーナスを買いものなどで使える
  • 米国株式市場の2つのコースから運用先を選ぶ
  • 追加や引き出しが24時間365日いつでも何度でもOKなので、市場に合わせたリアルタイムの取引が可能

はじめやすい(1ポイント~、手数料無料、口座開設なし!)

現金ではなく、還元されたPayPayボーナスで運用するので、元手0円で投資ができます。

また、ポイント投資は100ポイントからの運用が多いですが、1ポイント(1円相当)から投資が可能です。

投資信託を購入するなら売買手数料はつきものですが、売買手数料が無いのも魅力的です。

証券会社の口座を開設することなくPayPayアプリ機能の一部で利用できるのでお手軽です。

はじめるハードルが限りなく低いので、思い立ったらすぐにはじめることができます。

未成年でもOK

PayPayボーナス運用では、未成年でも気軽に投資できるのが魅力です。

実際の投資では、未成年が投資するには親権者の了承や口座開設が面倒だったりします。

日本はファイナンシャルリテラシー教育が遅れていると言われていますが、PayPayボーナス運用を通して、未成年のうちから投資の勉強が気軽にできますね。

リアルタイムで売買OK。利益はすぐにPayPayで使える

売買価格はリアルタイムで変わり、いつもで何回でも追加投資、引出しができます。

リアルタイムでトレードの疑似体験が可能です。

増えたポイントは、PayPay残高として買いものなどに利用できます。

リアルタイムなので、米国株式市場に動きがあり、「利益出てる!」と思った瞬間に引き出し、PayPay払いに使うこともできます。

2つのコースから選択する

PayPayボーナス運用の運用先は、米国の代表的な株式指数であるS&P 500に連動した2つのコースから選択できます。

「S&P500」は、長期的な成長が期待できる米国の代表的な複数の株式の銘柄より構成されている指数です。

コツコツ長期投資するにも、株式市場をリアルタイムに把握する場合も、見ておくべき指数といえます。

具体的なコースと運用先は、次の通りです。

  • スタンダードコース:SPDR S&P500 ETF
  • チャレンジコース:DIREXION S&P 500 3X(SPXL)

どちらを選んだらいいのかについては後述します。

PayPayボーナス運用のデメリットや注意点は?

たくさんのメリットがある一方で、デメリットも存在します。

PayPayボーナスからしか運用できない

手数料も0で気軽、利益が出たらPayPayチャージして投資ポイントを増やしたいところですよね。

残念ながら、投資できるのはPayPayボーナスからのみで、クレジットカードや銀行からチャージして増やすことはできないので注意しましょう。

PayPayステップには反映されない

ポイント還元率が変わるPayPayステップに使えるのではないか?と思ってしまいますが、残念ながらPayPayステップの対象外です。

ポイントが減るリスクがある

元本保証の金融商品ではないので、株式市場の動向により、ポイントが減るリスクがあります。

還元されたPayPayボーナスからの運用とはいえ、本来なら買いもので使えたはずのポイントが運用で減ってしまったために、使えなえなくなる可能性があります。

「たまったポイントで助かった!買いものできてラッキー!」

という経験がある場合は、ポイント運用でポイントが減ってしまった時に、悔しい思いをすることになります。

最悪そのような残念な思いをすることも想定した上、失っても許せる範囲でポイント投資をしましょう。

途中でコース変更ができない

一度運用を開始すると、コースを変更することができません。

コースを変更したい場合には、一旦引出してから別のコースを開始・追加することが必要です。

現金化はできない

ポイント投資の利益はPayPayボーナスポイントに反映されます。

PayPayボーナスは、現金化・引出し可能な「PayPayマネー」にはなりません。

また、投資信託に実際に購入する訳ではないので、商品を売って現金化することもできません。

以上のようなデメリットを押さえた上で、運用を開始しましょう!

チャレンジコース、スタンダードコースどっちを選ぶべき?

前述の通り2つのコースが選べますが、どちらを選んだらよいのか迷いますよね。

PayPayボーナス運用で投資できる2つのコース

<スマホコース画像>

PayPayボーナス運用の運用先は2つのコースから選択できます。

  • スタンダードコース:SPDR S&P500 ETF
  • チャレンジコース:DIREXION S&P 500 3X(SPXL)

どちらも米国株のS&P 500指数に連動するETF(上場投資信託)に投資しますが、為替(米ドル/円)などの要素も含まれており、「銘柄の変動=運用額の変動」にはなりません。

S&P500は、アメリカを代表する企業500社の時価総額を平均化した指数です。

500社の中には、Amazon、Apple、Google、Microsoft、Facebookなどの会社も含まれています。

米国の株式市場全体の動きを表す指標としても用いられています。

「SPDR S&P500 ETF」「DIREXION S&P 500 3X(SPXL)」はどちらも同じ指数、為替の動きに連動するので上下のタイミングは同じになります。

あとは、振れ幅の大小を選択するだけです。

2つのコースはどちらか1つの選択ではなく、両方を併用することも可能です。

スタンダードコースは、ミドルリスク・ミドルリターン

スタンダードコースは、「SPDR S&P500 ETF」に連動して価格が上下するコースです。

S&P 500は、アメリカを代表するさまざまな業種、複数の企業に株価を分散して運用しているため、大きな変動は少なく長期運用に向いています。

下図は過去のチャートです。

Googleより

S&P 500の長期のチャートを見てみると、2008年リーマンショック、直近ではコロナショックでかなりの値下がりをしていますが、長期的に見ると右肩上がりになっています。

「SPDR S&P500 ETF」の変動幅は、S&P 500と同じであるため、スタンダートコースで、目先の値動きに左右されず長期的に運用をしていけば、プラスになる可能性が高いです。

チャレンジコースは値動き3倍でハイリスク・ハイリターン

チャレンジコースは、「DIREXION S&P 500 3X(SPXL)」に投資、振幅はスタンダードコースの3倍になります。

10%指数が上昇すると30%利益が出ますが、逆の場合は10%指数が下がると損失は30%になってしまいます。

30%指数が上昇すると90%と2倍近い利益が出ますが、逆の場合は30%指数が下がると90%の損失になると考えると、かなりリスキーです。

今後アクティブに投資をしてく手始め・練習をしたい人、短期的に利益を上げてみたい人、ハイリスク・ハイリターンの投資が許容できるならこちらのコースにしてみてもいいかもしれません。

どちらのコースにするか迷ったら?

迷うのであれば、まずはリスクが少ない「スタンダードコース」をオススメします。

どちらか迷うなら、まずはスタンダートコースから始めてどのように値動きするのか様子を見てはいかがでしょうか。

PayPayボーナス運用は2つのコースを同時に運用することもできるので、様子を見ながら比重を変えてもいいかもしれませんね。

スタンダードコースはこんな人がおススメ

 

  • ・投資の初心者でどのようなものか体験したい
  • ・値動きを気にせずに放ったらかしにしておきたい
  • ・ポイントが増えるのを気長に待てる
  • ・自動追加設定を利用したい

いちいち株式相場を気にするのも面倒、放ったらかしにしたいなら、こちらがオススメです。

PayPayポイント運用の機能に、「自動追加設定」という機能があります。

PayPayボーナスが付与されるタイミングで自動的にスタンダードコースへ投資する機能ですが、この機能はスタンダードコースのみに使える機能です。

チャレンジコースはこんな人がおススメ

  • ・元は還元ポイント、失っても惜しくないので、ハイリターンを期待したい
  • ・株式市場、為替市場の短期的な値動きを気にしておける
  • ・短期トレードの練習をしてみたい

米国株式市場とリアルタイムに反映されるので、米国経済や株式市場を見ながら短期な利益を追っていけます。

指数の3倍の動きをするので、利益が出れば大きいですが損失になった場合は悲惨です。

失ってもよい範囲のポイントで、練習と割り切って利用しましょう。

マイナスになったらどうする?!

PayPayボーナス運用は、株式に間接的に投資するものなので元本保障ではありません。

利益がプラスになることもマイナスになることもあります。

選んでいるのがスタンダードコースであるならば、長期的な成長を狙っているものなので、そのまま持ち続けることをオススメします。

チャレンジコースの場合は、「ここまで下がったら引き出す」「思惑と違ったら引き出す」などのルールを決め、ルール通りに引き出すことをオススメします。

ちなみに、S&P 500が33%以上値下がりした場合、チャレンジコースに投資したポイントが0になるどころか、マイナスになり追加でPayPay残高が必要になることを心配されるかもしれません。

FXや株式の信用取引の追証のようなものですね。

この点は、FXや株の信用取引と異なり、運用中の残高が0を下回ることはありません。

あくまで損失は、運用しているポイント数に限定されます。

この点では安心してチャレンジできますね。

PayPayポイント運用のやり方

PayPayポイント運用のやり方を解説します。

始め方

PayPayアプリをスマホに入れていれば、すぐに始めることができます。

口座開設、ID作成、専用アプリのインストールは必要ありません。

操作は次の通りです。

操作手順

  1. PayPayアプリホーム画面の「ボーナス運用」をタップする
  2. 「続ける」をタップ、利用規約を確認の上「同意する」をタップ
  3. 「ボーナス運用を始める」をタップ(ここで運用コース診断があります)
  4. 運用するコースを選択し、「ボーナスを追加する」をタップ
  5. ボーナス運用額を入力し、「追加する」をタップ
  6. 確認画面の金額をチェック、「追加する」をタップする

 

これで、運用開始です。