VISAクレジットカードでの支払が、署名なし・暗証番号の入力なしで使える「VISAタッチ」。
便利そうなので使おうと思ったら
「使えなかった」
ということはありませんか?
この記事ではVisaタッチが使えない原因と対処方法についてまとめてみました。
VISAタッチが使えない原因
原因として次が挙げられるのではないでしょうか。
カードが VISAタッチ対応カードではない
VISAカードであっても、VISAタッチに対応しているのは一部のカードです。
カードに4本のアンテナマークがあるのがVISAタッチ対応カードです。
下記のVISAカードがタッチ決済に対応しています。
クレジットカード
デビットカード
プリペイドカード
また、上記のような現在VISAタッチに対応しているカードであっても、タッチ決済のアンテナマークが表示されていないカードは、VISAタッチには対応していません。
VISAタッチ対応前に発行した古いクレジットカードの場合、VISAタッチ(またはVISA payWave)マークがついていないので、タッチ決済はできません。
カード会社に連絡し、タッチ決済対応の新しいカードに変更してもらいましょう。
お店の端末がVISAタッチ対応端末ではない
VISAタッチで支払うためには、店頭の端末がVISAタッチに対応している必要があります。
端末がVISAタッチに対応している場合、次のようなマークがレジの前などに置かれています。
mastercardコンタクトレス、JCBコンタクトレスには対応していても、VISAには対応していない場合もあるので、VISAタッチのマークがあるかどうか確認してから支払いたいですね。
尚、VISAタッチのマークを表示しており、VISAタッチ対応店舗のはずであっても、端末が未設定の場合があります。
またまれですが、VISAタッチマークの表示が見当たらなくても対応していることもあります。
店員さんが知らない・不慣れである
VISAタッチ決済に慣れていない店員さんに「VISAタッチで」といっても分かってもらえないことがあります。
分からないのでとりあえず「使えません」と答えてしまったり、「ちょっとお待ちください」といい近くの別の店員さんに聞きにいってしまったり、などもありえます。
セブンイレブンやファミリーマートなどの大手コンビニもVISAタッチに対応していますが、シフトのアルバイト店員さんがたくさんいると、まだタッチ決済に慣れない店員さんに遭遇するかもしれません。
店頭にVISAタッチマークがあるのに「VISAタッチで」といっていって分かってもらえなさそうな時には、「クレジットで」といいましょう。VISAタッチとICチップ読み取り、磁気読み取りが三位一体になっている読み取り端末では、お店側はすべて「クレジットカード決済」する操作になります。
また、豊富に決済手段が選べるセルフレジの場合も、支払方法で「クレジットカード」を選択し、カードリーダーにクレジットカードをかざしましょう。
尚、タッチ決済(NFC決済)とICチップ読み取り/磁気読み取りが別になっている端末であった場合、「クレジットカードで」ではなく、「VISAタッチで」「タッチ決済で」と細かく指定する必要があるので注意が必要です。
クレジットカードに利用制限がかかっている
クレジットカードに使いすぎ防止の利用制限をかけている・支払が滞って利用制限されている時には、クレジットカードは使えないので、VISAタッチも使用できません。
VISAタッチが使えるよう設定を見直す・滞っている支払を清算するなどの処置が必要です。
利用制限を超えている(デビットカード、プリペイドカードの場合)
Vデビットカードの場合、登録している銀行の普通預金口座残高が利用上限となります。
プリペイドカードの場合は残っている残高が利用上限となります。
預金残高を超えてしまっている場合はエラーが出てしまいます。
預金残高を確認してみましょう。
設定に不備がある(Apple Payを利用している場合)
2021年5月11日より、ApplePayがVISAタッチ決済に対応しました。
Apple Payの設定を5月11日より前にしていた場合、再度クレジットカードの登録が必要です。
一度クレジットカード情報を削除して再登録する必要があります。
セキュリティコードのみの再設定では設定ができないので注意です。
設定後、「使える店」にVISAタッチのマークがあれば使えます。
「Apple Payで」と言ってしまった(Apple Payを利用している場合)
VISAカード情報をApplePayアプリに登録したので、支払時につい「ApplePayで」と言ってしまってませんか?
iDの設定をしていると、「Apple Payで」と伝えると、VISAタッチではなくiDの支払となります。
VISAタッチ、iDどちらも非接触型のポストペイ払い。
「クレジットカードで」といいつつスマホやApple Watchをかざすのは違和感がありますが、慣れましょう^^